スラムダンクを見に行って思ったこと。

最近、情熱をかけたことはいつだったろうか。

映画館でスラムダンク見ながら、そう思った。


見ているうちに、なんだか心が痛くなっていた。

コートで一瞬一瞬に力を注いでいる登場人物に
あなたの情熱はどこにあるんだと
突き付けられているような気がした。

たかがアニメ。
ストーリーだ。エンターテイメントだ。
とくくったら、それはそうだ。

けど、
リアルタイムで見ていた中・高校時代のスラムダンク

バスケを通して情熱を打ち込んでいる
登場人物がなぜかカッコよく見えていた。

映画の中の登場人物は
当たり前だけど、20年たっても変わっていなくて
自分のなかの当時の記憶とリンクする。


キラキラで、きっとこれから沢山の出逢いがあって、
たくさんのことに打ち込んで毎日奮闘しているんだと漠然と思っていた。


十代の私。ゴメン。
こんなんに仕上がったわ。


いつから情熱をかけられなくなったんだろう。
単細胞だったらよかったのか。
1つのことしか見えていない人生だったら、
それにずっと打ち込んで居られて、幸せだったのだろうか。
本当に自分のやりたいことを見つけらていたら、
こんなにもただ時間をやり過ごしているのを目の前で眺めている毎日ではなかったハズだ。

それに直面させられて、
心が痛かった。


情熱的であれ。

打ち込める何かがなくても、
情熱的であれ。
一瞬一瞬を、情熱的に過ごせ。

人生は短い。
だから、今この瞬間から、
今を生きよう。